寺院建築において、その建物がもつ荘厳美は人々の 信仰の対象として未来永却変わるものではありません。 なかでも瓦屋根のもつ重厚さと流れるような曲線は、 堅牢かつ機能性を備えた宗教建築の粋を集めたものです。 しかしその曲線が、瓦の施工を困難にし、雨漏り等を招く 原因ともなっていました。 弊社は瓦屋根工事にも重きをおき、瓦と木の曲線美を追求 しております。 |
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従来の土葺きでは、屋根にかかる重量が大きく、葺き土も30年程度で 粘り気がなくなり崩れはじめます。 乾式工法では、土葺きの1/3の重量で、桟木を配して、ステンレスの 釘で止める為、耐震、耐風、耐久性に優れています。 |
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●一般野根地にかかる重量比較 (屋根地 u当り)
本瓦葺き(土葺き) | 本瓦葺き(乾式) | 改良本葺瓦(飛鳥2号) |
250kg | 180kg | 80kg |
桟瓦葺き(土葺き) | 桟瓦葺き(乾式) | 改良本葺瓦(飛鳥3号) |
92kg | 60kg | 71kg |
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改良本葺瓦(飛鳥2号) 本来の本葺きでの平瓦2枚と丸瓦1本を一体にし、雨水の侵入経路 を少なくすると共に、屋根全体にバランス良く重量をかけられます。 焼成温度は1150℃まで上げることによって固く焼き締め、吸水率を 6%以下に押さえています。 瓦の製造は、奈良県瓦センター協業組合 |
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