地震に対して・・・


              

             阪神・淡路大震災から十余年の歳月が流れて、中越、能登半島地震があり日本列島は
             多大な被害を被りました。それに続き東海、東南海地震などの大地震の発生が心配され
             ており、建築業界では耐震構造の問題が大きな関心を呼び、社寺建築の分野でも地震対策
             が緊急の課題となってます。    
             しかし、伝統建築物(既存建物)に対しては地震に対するデータも少なく、地震対策は万全
             ではありません。
             建築基準法の改正で
限界体力計算が伝統工法を用いた建造物に対して耐震性能を計る
             上で有効に活用できる様になりました。
             しかし、一つ一つのお堂ごとの軸組み方法の違いや、仕口の強度、傷みや腐食の程度、その他
             色々な要因が有る為、これもまだ万全とは言えず、改修する上での選択肢の1つです。
             そこで私達は各お堂に対して、限界体力計算と合わせて、
起振動実験を行うことにより、
             そのお堂の地震に対する揺れ方のデータをとり、より適切な耐震補強工事の判断材料としております。
             
また、屋根の軽量化や土壁、貫の重要性を考えバランス良く耐震補強を提案させて頂きます。


                 


     起振動実験

             大和社寺工営では、大学の地震災害研究チームと共に伝統建築物の振動データを、起振動試験法
             で実際に建築物に振動を与えることにより、個々のお堂の振動特性を把握してより適切な
             耐震補強工事のデータベースにしております。

        
















          

      





      三重県松坂市の養泉寺にて       耐震補強工事を行い       地元のマスコミにも注目されました。

お堂の調査のおすすめ

地震による倒壊原因をみてますと、構造的な部分よりも柱の足元の腐りや、シロアリ等による被害、基礎の不等沈下によるバランスの崩れ等が多くみられます。
お堂の場合、半分位は外から見えない部分ですので、屋根裏、床下に入り細部の調査をし、お堂の健康チェックをして頂きたいと思います。
弊社は調査・見積もりにかかる費用は無料でご奉仕させて頂いております。
※起振動実験に関しては大学側の実費のみ有料となります。